*かごには何も入っていません。

haruka nakamura PIANO inspired by minä perhonen

青森県立美術館『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』記念公演

2022年9月。
青森県立美術館での展覧会『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』記念公演として開催された、音楽家 haruka nakamuraさんによる演奏会。
展示室へと続くマルク・シャガールによる大きな背景画が四方を囲むアレコホールにて。

中央にはharukaさんとピアノ。
その周りを囲うように、2011年から週に一度皆川が言葉を紡いできたletterが並び、その時と音を共に分かち合うために集ってくださったお客様が見守る中、harukaさんが即興で奏でるピアノの音色はさまざまな波紋を描き、空間を満たしていきました。

画像:news
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青森を故郷とするharuka nakamuraさん。
記念公演だけではなく、さまざまなテキスタイルのクッションの壁で来場者をはじめにお迎えする「空」、アーカイブの服を空間全体に並べた「森」の展示室のために、音の制作をしていただきました。 harukaさんによる音と私たちのクリエイションが融合し、ご来場いただいたお客様の心の中で青森の記憶と共に響き合っていることを願っております。


photograph: TKC