*かごには何も入っていません。

“noppara” blouse

ご愛用者様からのご相談

・脇の裂け、変色のお直し。

画像:news
画像:news

2005-06a/w の “noppara” のブラウス。
“noppara” の草花は織で表現されており、本来は裏側に隠れる糸の表情をあえて表側に見せる意図で描かれています。
ご愛用者様と15年以上の時をお過ごしいただく中で、以前に脇部分のお直しをさせていただきましたが、フォルムの特性上どうしても同じ部分が引っ張られやすく、着用を繰り返す中で再び裂けとほつれが出てきてしまったようでした。

発表時から年数も経過していたために“noppara” の生地のご用意がなく、似寄りの無地生地で脇部分を全て取り替えました。また、日常の動作の中での引っ張りを解消するために、元のデザインよりもわずかにマチを広げています。
無地生地を使用しましたが、草花がぷつりと千切れていてはかわいそう。そこで、切替部分で切れてしまった茎や花の先を、織の表現に寄せた手刺繍で加えていきました。
お直しを終えたブラウスの上の草花たちは、生き生きと嬉しそうに揺れながら、ご愛用者様の元へと帰っていきました。

画像:news
画像:news
画像:news

photograph: Hua Wang

お直し実施:2022年
お直し費用:¥10,450- (税込・送料別)
*製品の状態やお客様のご希望する内容により、お直し方法や使用する生地、素材を都度ご提案致しますため、料金が異なる場合がございます。

お直しをご希望の方は、お近くの直営店、またはインフォメーションデスクまでお問い合わせください。