*かごには何も入っていません。

6/29 雷と朝

心がどんどん静まりかえって
ほぼ無音の世界に包まれていく

外は雷が轟き
激しく雨が降っている

こんなふうに内と外が
離れていくということが
小さな頃にも幾度かあったのを
ふとおもいだした

自分が体と心に分離されて
所在が曖昧になっていることが
ひとりかくれんぼのように
楽しかったことを

どうしてそうなるのか
わからないけれど
心はじっとして
気配を潜めているのが
うれしそうだ

しばらくそっと
しておこう

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