*かごには何も入っていません。

siemen bag by Tanejiro Ishii

石井種次郎さんは、1935年に東京都足立区で生まれ、約70年という長い年月鞄作りを続け、今も第一線で活躍されている日本を代表する吉田カバンの鞄職人です。2018年には、日本皮革産業連合会が認定するジャパン・レザー・グッズ・マイスターを受賞されました。

画像:news
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16歳の時に鞄職人であった伯父さんの元に弟子入りをしてから、鞄を作り続けている石井さん。
1日の仕事のはじまりは朝の8時半から。日が暮れるまで、目の前の鞄に向き合う日々だそうです。「美しい鞄を作りたいから。」その目的のために革を裁断し、材料を整え、ミシンを踏む後ろ姿からは、仕事への熱量と愛情の深さを感じます。

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「一番大切なのは、頭のなかでものを完成させてから手を動かすこと。」
素材と時間を無駄にしないためにも、頭のなかでの工程の計画がものづくりの全てと話される石井さん。

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道具の手入れ、滑らかな手の運び、妥協のない厳しい目。約70年という月日の長さが感じられるそのアトリエの空間は、凛とした気配と石井さんの優しい眼差しが交差する素晴らしい空気を纏っています。

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今回、仕事をお願いするきっかけになったのは、石井さんの技術を後世にきちんと伝承し残していきたいという強い思いから。

石井さんの技術が随所に込められた「siemen bag / 種のバッグ」(siemen=フィンランド語で種を意味します)は、革の表情がとても美しく滑らかな光沢が特徴のクリスペルカーフという上質なレザーを使用しています。このレザーはキメの細かい素材ですが、レザーの特性を熟知した石井さんの手にかかれば、縫製などの製作の途中で革をひっくり返す際にも、革に負担をかけずに手を加えるので、美しい表情を保った鞄に仕上ります。

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デザインの特徴にもなっている上と下に配されたファスナーは、ぎゅっと詰まったエレメントが滑らかな開閉を生み出すと共に、バッグのフォルムをなぞるようにきらっと光り、形の美しさを際立たせます。個体差のある一枚一枚の革の特徴を、石井さんの目と手で見極めながら適切な厚さへとすいていき、幾重にも重なるレザーを縫製していきます。

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また細やかに設計された石井さんの鞄は、閉じたときのたたずまいも美しくなるように作られていて、形を崩すことなくコンパクトに収納することができます。革のアイテムを綺麗に保てることは、長く暮らしの中でご愛用いただけることに繋がります。

一見シンプルな鞄ですが、複雑な工程がたくさんある「siemen bag」。初めから終わりまで、一人で全て手作業で進められる石井さんの熟練された手仕事は、本当に美しい技の積み重ねです。
日常を特別なものへとしてくれる「siemen bag」を、一人でも多くの方へお届けできますように。

photograph: Hua Wang

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minä perhonen × PORTER  siemen bag 2022年1月15日(土)〜

siemen bag L
¥93,500(税込)
black / gray beige

siemen bag M
¥77,000(税込)
black / gray beige

取り扱い店舗・お問い合わせ:
代官山店 03-6826-3770
galleria 075-353-2217
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インフォメーションデスク 03-5793-3700

photograph: Comuro Nonoka

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