2016–2017 Autumn / Winter Collection 「21年目の、特別な 日々の服」


forest ring
小さなリングが並んでヘリンボーン柄を構成している様子は、花壇に並ぶ色とりどりの草花のよう。筆で描いたドットとちぎり絵によるリングで質感の違いをつくっています。


snow fence
降り始めた雪が、牧場の柵に吸い寄せられたような景色。マットな糸、光沢のある糸を使い分けた刺繍で雪の輝きや影を表現しました。刺繍糸にレーヨンやコットンなどを組み合わせて、生まれる景色に光沢の幅を持たせるのは、私たちミナ ペルホネンが初期のころから用いてきた手法。今季改めて初期の技法に立ち返り、取り入れたことのひとつです。


mountain roof
山なみを太い刺繍糸で立体的に表現したヘリンボーン柄。ウールのとてもなめらかなギャバジン素材をたっぷりと使い、タックを贅沢にとるドレスに、刺繍が脈々と続きます。


giardino
庭に踊るように咲く花々。規則的に連なりながらも、それぞれの表情で描き分けられている花々を表現しています。刺繍を2種類、空気までも刺繍で表現した写真のものと、花だけを立体的に刺繍にしたもの、また、プリントをいくつかの素材感でつくりました。


wolf & flower
オオカミと花。対局にあるようなそのふたつの存在ですが、flower を逆さに書くとrewolf(生まれ変わりの狼)になるのです。オオカミの生まれ変わりは、花なのかもしれません。逆さ読みの言葉遊びから生まれたテキスタイル。珍しいスタジアムジャンパー仕様のブルゾンは、花をくわえたオオカミの姿を刺繍で表現しています。


hana gumo
花開いたように浮かぶ雲の群れを、タイルのようにチェックで描いたテキスタイル。なめらかな厚いメルトンのテキスタイルにしっとりと広がる景色です。


winter lake
冬の湖に飛来した白鳥たち。波立つ湖面に身を預け羽を休めている風景を、パイルジャカードで表現しました。朝のブルー、夕景のオレンジ、夜景のパープルと、3色展開。時を経て移り変わる湖面の色を表現しました。


photograph : Norio Kidera
hair & make-up : Eri Akamatsu (esper.)
model : Hesui, Yuriha Yamagishi