*かごには何も入っていません。

7/23 記憶旅

日々の記憶は波打ち際の小さく光る
石や貝のかけらとなって

それぞれの記憶の形跡を
緩やかな曲面と微細な粒子の集積の中に
とどめながら時折光をはね返したり
打ち寄せる波と戯れている

過ぎていくものを送り
やがて来るものを迎え
幾度も幾度も研磨され
やがて分子となって
再び真っさらな自由に
戻っていくのか

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